〜ぎぃどまんのチラシ裏ブログ〜

円谷プロ作品、映画、アニメ…自分の趣味の話を書いてました。現在はライブラリとして活用。

待望のゾフィー編

gerdmanです。

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「ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 ~ゾフィー編~」
観に行ってきました。

この日が来るのをどれだけ待ち望んでいたことか…


本来なら去年の4月に公演されていたゾフィー編ですが、新型コロナの影響により一度は中止となってしまいました。

当時はニュージェネレーションワールドが中止になった辺りからある程度覚悟はしていたものの、実際に中止のお知らせが来た時はショックでなりませんでしたね…

それから暫くして、11月にウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編が開催。

開演前に突然「ウルトラマンA」のアバンタイトルが始まり、何かと思ったら次回の6兄弟LIVEの予告。
ああ次はエース編なんだな、Zでも活躍してたし妥当だなと思いながら観ていると
タイトルには『ゾフィー編』の文字が。




ゾフィー編観たさに錯覚でも起こしたのかなと思っていたら
予告の映像に映ったゾフィーの姿、共に流れた「ウルトラマンゾフィー」のアレンジver.で錯覚でないと分かったと同時に嬉しさの余り思わず目が潤んでしまいました。



それから年が明け、ゾフィー編がもうすぐ観れると喜んでいた矢先に緊急事態宣言の再発令。

1/30に公演する筈だったEXPO THE LIVEが延期になって
これ去年と似たパターンだなぁと思いながら不安な日々を過ごしてきましたが、なんとか無事公演されることとなり一安心。

本当は初日に行きたかったところですが、仕事でどうしても都合が付かず、2日目の土曜日に13時半の回と17時半の回と2回観てきました。



※ここからネタバレありの感想になります










第一部は実質エース編ともいえるくらいウルトラマンエース(CV:関智一)の出番が多く、敵キャラクターも後のエース編に影響が出るんじゃないかと少し心配になるくらい「A」に出てくる超獣や宇宙人が多数登場しました。ヤプールがメインの悪役を務めた「ウルトラファイトビクトリー」からウルトラマンビクトリーナイトとビクトリーキラー(ウルティメイトキラー)も登場。

ゾフィーはどちらかと言うと準主役のポジションでしたが自らヤプールと対峙したり、ヤプールが送り込んだ軍勢を相手にビクトリーと共に奮闘するエースに「立て、撃て、切れ」のウルトラサインを送ってウルトラギロチンの使用許可を出し、ウルトラコンバーターを送ったりと「A」の客演を思い起こさせる活躍を見せてくれました。

クライマックスではミラーマン、ファイヤーマン、ジャンボーグAといった「銀河連邦」に所属するヒーロー達も参戦。
ウルトラヒーロー達と肩を並べる姿はなかなかレアでした。

さらには2対1という不利な状況に苦戦するファイヤーマンを助けるべく宇宙怪獣ムクムク(!)が駆けつけます。

追い詰められたヤプールは自害し、ヒーロー達はこれから襲いくるであろう脅威に立ち向かう事を決意して第一部は終了。


第一部が終わったところで第二部の予告が流れたのですが、これが「ウルトラマンZOFFY」の予告編をオマージュしたもので愛を通り越して馬鹿だなぁと。(褒めてます)



休憩を挟んでから始まった第二部は正にゾフィー編と呼ぶに相応しいステージでした。
ゾフィーの盟友であるウルトラマンヒカリ(ハンターナイトツルギ)やアンドロメロスも登場し、物語の黒幕であるエンペラ星人に立ち向かいます。

第二部はゾフィーが主役を務めた内山まもる先生の「ザ・ウルトラマン」の『ジャッカル対ウルトラ兄弟』を意識したストーリーと演出で、ある意味では念願の実写化といっても良いでしょう。
各場面で使用されたBGM等は日本アニメ(ーター)見本市で製作されたアニメ版「ザ・マン」に準じたセレクトでした。

クライマックスでグリムドと一体化したエンペラ星人に対し、ゾフィーが兄弟達の支えと共に放った全力のM87光線「ビッグM87光線」も「ザ・ウルトラマン」出自の技だったりします。

ここ最近の円谷プロは傑作ウルトラ漫画へのリスペクトが半端ないです。



全体の感想としては推しであるゾフィーが主役という事もありますが、近年観たショーの中では1番といっていいくらいに面白かったです。観終わった後は益々ゾフィーが好きになりました。

これまでゾフィーが登場した映像作品と漫画からのネタが随所に散りばめられていて、特に第二部は「これが見たかった!」の連続で最初から最後まで一切飽きる事なく観れました。


感動したポイントはいくつかありますが、中でも第二部でエンペラ星人に敗れたゾフィーの走馬灯という形で、史実には存在していてもこれまで語られる事がなかったウルトラの父から宇宙警備隊隊長の座を後任された瞬間」を拝めることができたのは感無量でした。

毎度サプライズのある6兄弟LIVEですが、今回特に驚いたのはムクムクの登場とマスクが露出し、身体のみコスモテクターを纏ったゾフィーが登場した事でしょうか。
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公演中の写真撮影はNGの為イメージしやすい画像で代用。

アンドロメロスの姿そのままで中身はゾフィー」という設定で出演したステージは過去にもありましたが、マスクのみゾフィーの素顔のものは今回が初なんじゃないかと思います。

これまでの6兄弟 THE LIVEではタロウ編はタイガ、ウルトラマン編ではゼット&ゼロが出演し、現行のテレビシリーズと一応連動していましたが今回は現行作品の連動は全く無く、ほぼ昭和のキャラクターしか登場しないステージとなりました。こんなステージが出来るのも、過去作のキャラクターも大事にする円谷プロだからこそでしょうね。

ウルトラマン編」では感染拡大を防ぐ為出来なかった『ウルトラヒーロー達が客席側に来る』という演出を今回のゾフィー編ではやってくれて、少しずつ従来の博品館のステージらしさが戻ってきたようで嬉しかったです。



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13時半の回終了後の撮影会ではゾフィー&アンドロメロスというステージを観た後には堪らない組み合わせが来てくれました。

この日はコアチョコのアンドロメロスTシャツを着て行ったんですが、それに対してメロスがリアクションを取ってくれたのが嬉しかったです。

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17時半の回の撮影会はウルトラマンティガ&ウルトラマンゼット ガンマフューチャー。ここにダイナとガイアがいないのが悔やまれます。

ガンマフューチャーはウルトラヒーローズEXPOのショットでも来なかったので、博品館で会えるとは思ってもいませんでした。
13時半の回のロビー撮影会にも来ていたので、この日は2回もガンマフューチャーと撮ることが出来ました。

そんな感じのゾフィー編で満たされた1日でした。出来るのなら2この日を無限にループしたいですね(笑)

まぁ無限ループは出来なくとも、3/1まではSPWNで何度も観れるのが救いですね。
ただでさえ円盤化されない博品館のステージが期間限定で無限に観れるようになったのはコロナ禍での怪我の功名といいますか。これは事態が収集した後も継続してほしいです。






最後に緊急事態宣言が未だに解除されない中、開催を決行して下さった円谷プロ及び博品館劇場のスタッフの皆様、素晴らしいステージをありがとうございました。次の6兄弟 THE LIVEも楽しみにしています!

それでは!